SNS PRディレクターとしてのイベント企画から、実際の発信および効果計測
日本中、世界中からモノ・ヒト・コトが集まる、東京。
この街の魅力は、あらゆるカルチャーが渦巻いて生まれた創造性にあると考えます。
「東京の地場産業ともいえるクリエイティブ産業。その価値を発信し、行政・企業・業界団体・デザイナーと共創して、東京を世界有数のファッション / デザインの都市にする」。この想いで『TOKYO CREATIVE SALON』は行なわれています。
都内複数エリアで同時多発的にファッション/デザインのイベントを開催する本イベントは、今回で4年目。渋谷、原宿、銀座、丸の内・有楽町、日本橋、羽田の6エリアが参加します。東京を代表するエリアが連動し、さまざまな業界のレイヤーを飛び越えて、ファッション/デザインという日々の生活の営みに欠かせない分野にフォーカスしたコンテンツを展開。クリエイティブの世界都市TOKYOを表現します。
毎年開催されているTOKYO CREATIVE SALON
複数エリアに渡って開催されるというイベント特性上、ステークホルダーおよびコンテンツの数が非常に多く、SNSで発信していくべき情報の集約・整理が難しい状況でした。
そのため、本イベントにおけるSNSの運用目的の策定および運用体制の整備から実行までをSNS PRディレクターとして実施しました。
ターゲット特性の抑え直し
本イベントの運用目的を策定するにあたって、まずはターゲットの見直しを行いました。
SNS運用において重要なのは、単純にフォロワー数を増加させることではなく、イベントに興味関心のある質の高いユーザーを集めることです。
そのため、本イベントのターゲット特性を踏まえてSNSでアプローチすべきユーザーを定義しました。
SNSでアプローチすべきユーザーの分析
SNSでアプローチすべきユーザーを定義した後、それらのユーザーがどのような価値観、考え方で行動しているのかを分析。
その結果、集めたいユーザーは総じて自分自身の価値観を確立しており、広告やキャンペーンといったマス向けのアプローチで集めることは難しいと判断しました。
アプローチしたいユーザーを集めるためのSNS発信の在り方
ユーザーの分析結果を踏まえて、本イベントのSNSはただ作品を集める場所としてではなく、クリエイターとユーザーを繋ぐハブとしての役割を設定。
そのためには公式からの発信だけでなく、いかにクリエイターを巻き込んだ発信を行っていけるか、また、出来上がった作品の発信でなく、作り手の想いなども含めて発信していくことが重要だと考えました。
理想的なSNS発信のための導線設計
理想的なSNS発信のためには、イベント中だけでなく、イベント開始前後でも発信を行うことが必要でした。
そのため開始前、設営期間、開始後それぞれのフェーズで異なる狙い、アプローチ、追うべき指標を定義しました。
これらを元に各ステークホルダーの役割を策定し、SNS発信におけるプロジェクトマネジメントを実施。
イベント終了後はSNS発信結果の効果測定も行いました。
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